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ハードフォークとソフトフォークの違いについて、ビットコインでSegwitが導入されない理由をざっくりと書いてみた。

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かにたまです。

ここ最近、8月1日にビットコインに何かが起こると暗号通貨界隈がざわめいています。8月1日には「ビットコインが分裂して仮想通貨全体が暴落する?」 「 他の通貨に資金が流れて、イーサリアムなどが高騰するかも!?」などと言われていますね。

【図説】8月1日にUASFが実行されると、ビットコインに何が起こるのか | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

上記事などに8月1日のUASFという出来事について色々な所でかかれてありましたが、この理解が難しい!というわけで、まずは用語から。ハードフォークとソフトフォークについて書いてみようと思います。良かったらご覧下さい。

 ハードフォークとは?

ハードフォークとは、互換性のないアップデートのことです。なんのこっちゃ、というわけですが、ざっくりと説明すると以下のような図で説明できます。

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四角い箱・・・ブロックサイズ
黒丸●・・・取引情報

ビットコインは、上図のように箱の中に一定数の黒丸の取引情報が入っており、それが数珠つなぎに繋げて改ざんできないようにしたブロックチェーンという仕組みで出来ています。だいたい箱の中には、3000個くらいの情報が入っていて、それをみんなで共有していこうというのが、今のビットコインの状態です。

ハードフォークは、この箱であるブロックサイズを大きくして取引情報を沢山いれるようにしたものです。つまり、ハードフォークによって、箱を大きくして3000以上の情報が入るようにします。1つの箱の中身により多くの情報が入れられることにより、処理がはやくなります。

「互換性がない」というのは、大きな箱にしてしまうと、今までの箱は使えなくなってしまうことです。つまり、「互換性がない」=「他のものには使えない」ということです。例えると、箱がプレステ3本体からプレステ4本体になったようなものです。プレステ4本体の性能は、プレステ3に比べて性能は良いです。しかし、これまでプレステ3本体で遊べたプレステ3のゲームは遊べません。プレステ4本体に変えたら、プレステ4のゲームを遊ぶしかありません。

従って、ハードフォークが行なわれると、互換性がなくなります。ビットコインの場合も例外なくビットコインが使えなくなり、ビットコインコアビットコインアンリミテッドに分かれると言われています。

 

 

ソフトフォークとは?

ソフトフォークはハードフォークとは違い、前の仕様にも対応しています。以前、記事にしたSegwitなどもソフトフォークの一例です。

moneygamexx.hatenadiary.com

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四角い箱・・・ブロックサイズ
黒丸●・・・取引情報

ソフトフォークは、上図の四角い箱の大きさはそのままで、取引情報を小さくして沢山いれられるようにしたようなイメージです。例えば、携帯やスマホの写真のデータサイズを落とせば沢山撮れますよね。それと同じです。情報の容量を小さくすれば、それだけ箱の中に情報を入れられることができます。

箱の大きさが変わらなければ、ハードフォークのように互換性が完全にないということはなく、これまで通りの仕様であり、大きな混乱が起こりにくくなります。ちなみにビットコインでSegwitを実装すると、ビットコインのデータのサイズをこれまでより約60%抑えられそう、とのことです。

 

ビットコインのSegwit等のソフトフォークが決まらない理由

モナーコインに続き、ビットコインの銀と呼ばれているライトコインもSegwitが導入されています。しかし、肝心のビットコインは未だにSegwitが導入されていません。なぜでしょうか?

 

ビットコイン勢力で大きな力を持つのが、ビットコインを採掘するマイナーです。ご存知の通り、ビットコインは難しい計算問題を1番最初に解いた人が報酬としてビットコインがもらえるマイニングという仕組みがあります。このマイナー達が計算問題を解いてくれるお陰でビットコインが使えるのです。マイナーは、ビットコインの1番最初に難しい問題を解いた人にだけ報酬を与える使用上、性能のよい高価なパソコンを走らせ難しい問題を解いています。

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さて、このマイナー界で巨大な勢力を持っている「Bitmain」という会社があります。写真は「Bitmain」のCEOのジハン・ウーさん。現在のビットコイン界のマイナーの最強勢力の社長と覚えておくと良いでしょう。

現在、ビットコインの約7割のマイニング機械は彼の「Bitmain」社の製品と言われていますなぜ7割も使われているかというと、「ASICBoost」と呼ばれる特許技術を持っているからです。

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ASICBoost」をPCに取りつけると、チートのような性能を持つようになりビットコインのマイニングが圧倒的に有利になります。マイニングが有利になりますので、導入すれば稼ぐことができますので、7割ものシェアを取れるのです。

jp.cointelegraph.com

ちなみにこの「ASICBoost」は不正発覚が指摘されています。

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ASICBoostを取付け、不正をして、まるでサイヤ人のようにマイナーからスーパーマイナーに。かつ、この現状のビットコインのマイニング独占的な状態から、ビットコインの理念にそぐわないとされ、ジハン・ウーさんを始め、「Bitmain」社は、批判をうけています。

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リーさん「いや、自由なビットコインにそんな法律もないでしょ?不正っておかしくない?お前らもわが社のような製品を開発すればいいじゃん。うちが多くのシェアをとってるからひがんでいるのかな?笑」※発言はイメージです。

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このような経緯があり、もし、ビットコインのSegwitがアクティベートされると、「ASICBoost」が使えなくなる設定をされています。そうなると「Bitmain」社はどうなるのか想像がつくと思います。そうです。今まで使っていたものが無価値になります。ASICBoostは、在庫を抱えて大損害。次の日から収入が得られなくなります。

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リー「うちの会社のASICBoostが使えなくなるからダメに決まってるだろ!俺たちの生活はどうなるんだ?Segwitなんて当然反対。お前らに有利なソフトフォークはダメだ。それならハードフォークしようか。うちらはビットコインアンリミテッドを支持するぜ!」※発言はイメージです

 

ビットコインの分裂に関しては、以前からあがっており、3月中旬、取引所の声明やアンリミテッドの脆弱性が明らかになり、いったんは沈静化されました。「Bitmain」社の製品が7割も占めている現状では、ビットコインSegwitの導入は非常に難しいのが現状です。

 

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